はじめに
はじめまして、オープンワーク株式会社 21年度新卒エンジニアの加瀬です。OpenWorkリクルーティングの開発に携わっています。
入社してから約5ヶ月が経ち、保守や機能開発などいくつかのタスクを担当しました。はじめのうちは仕事を覚えることで精一杯でしたが、少しずつ自分で作業を行えるようになってきました。
私は就職活動をしている時に、入社した後のことについて知りたいと思うことがよくありました。 そこで入社後のことについて情報を発信できたらと思い、オープンワークで仕事を始めてこれまでに感じたことや学んだことについて、この記事で書いていきたいと思います。
入社後の流れと最近のスケジュール
4月に入社した後、まず最初の2週間は研修がありました。
前半はビジネスマナーやキャリアデザインなどの社会人としての振る舞いに関する研修で、後半はオープンワークの組織体制やクチコミの扱いなど自社に関する研修でした。全てオンラインでの実施でした。
研修の後はプロジェクトに配属され、OJT形式で業務が始まりました。
所属プロジェクトにおける私の現在のスケジュールは、以下のような流れになることが多いです。
■モブレビュー
モブレビューとは、モブプログラミングのような形でレビューをしてもらうことを指します。 実装中に困っていることや確認したいことについて、Zoom上でコードを見ていただきながら相談することができます。
■出勤・退勤時間
コアタイムが11:00〜16:00(月によっては10:00〜になることもある)であり、コアタイムは出勤している必要がありますが、月の労働時間が所定の時間を満たすように気をつければ出勤時間と退勤時間は自由にすることができます。私も日によっては早めに出勤したりすることがあります。
■休憩時間
ミーティング以外の時間であれば、好きなタイミングで勤務中に1時間の休憩をとることができます。 私の場合は12時や13時頃から1時間まとめてとることが多いですが、その日の予定や気分によっては合計1時間となるように分割して休憩をとることもあります。
曜日によっては以下の予定もあります。
①エンジニアMTG
各プロジェクトのエンジニアメンバーで、開発作業に関する議題を共有する会議です。
②勉強会
勉強会については任意参加で、私は2種類の勉強会に参加しています。 勉強会を主催する方によって進め方は異なりますが、例題を解いて解答をみんなで共有したり、課題図書を参加メンバーで輪読したりしています。
③Zoom上での雑談・自己開示LT
任意参加のZoom上での雑談の時間が開発グループ内で設定されています。直接会うことができない日が続く中、雑談をする時間は私にとってモチベーションの維持に大きくつながっていると感じています。
また雑談とは別に、自分のこれまでの経験や得意なことなど自分のことについて共有する自己開示LTという時間もあります。お互いのことを知ることができ、毎週楽しみにしているイベントの一つとなっています。
★スクラム開発
開発の進め方についてはプロジェクトによって異なりますが、私の所属プロジェクトではスクラム開発を導入しているので、2週間に1度
- スプリントレビュー(スプリント実施による成果を共有し、進んでいる方向性が正しいかを関係者全員で検査・フィードバックする場)
- 振り返り(課題の共有と次回以降のスプリントの改善に向けた議論の実施)
- プランニング(次のスプリントで、チームとして何を実現するかを決める場)
があります。
Webエンジニアとして入社する場合、実務未経験でも大丈夫か?
私の場合、入社前(11月頃)に約1ヶ月間内定者インターンがありました。
内定者インターンの時は実務経験が全く無い状態で実務を行なっていたのでその時のことをお話ししたいと思います。
最初に業務の流れや開発手順についてプロジェクトの皆さんがZoom上で教えてくださり、開発作業時に分からないことがある時は都度SlackやZoomで相談に乗ってくださりました。
初めの頃は分からないことだらけで何度も質問をしてしまいましたが、お忙しい中にも関わらずいつも丁寧に手順を教えてくださりとても有難かったです。
相談しやすい環境をプロジェクトの皆さんが作ってくださっていたおかげで、実務経験が無い状態ではありましたが安心して開発作業にあたることができました。
インターンの時も入社後も、困っていることや分からないことはないかをプロジェクトの皆さんがいつも気にかけてくださっています。
実務経験が無い状態でも、先輩社員の皆さんに相談したり、社内のWIKI資料やSlack上のやり取りを検索して調べることができれば大丈夫であると私は思います。
入社後、大変だったことは?
入社後に私が大変だと感じたことについて、以下の2点を挙げたいと思います。
1つ目は「社内で使われている言葉で分からないものが度々あり、資料を読んでいる時など説明が足りないと感じることがある」という点です。
基本的には分からない言葉があった場合、会議中にその場で聞いたりSlackで質問したりしています。またSlackの過去のやり取りや社内WIKIを調べることで、言葉の意味や作業手順を理解することもあります。
質問したり調べて理解する、ということを繰り返すことで少しずつ様々な言葉や作業手順を覚えることができましたが、入社後しばらくはその作業が多く大変でした。 最近では新入社員が分からないと感じた言葉や作業手順について、新たにシートにまとめたり社内WIKIを更新する動きも出ています。
2つ目は「開発作業を行う時、ソースコードの修正箇所やテストコードの実装方法、処理の流れの追い方が初めの頃は分からなかった」という点です。
このことについてもSlackやZoom上で質問をしました。開発作業を始めたばかりの時は何度も聞いていましたが、タスクの数をこなすうちにソースコードの追い方やテストコードの実装などのやり方が少しずつ分かるようになり、自分である程度調べて解決できるようになりました。
2点とも、入社して間もないうちは仕方がないことであると思います。皆さん相談に乗ってくださるので、分からないことがある場合は質問をしたり、社内WIKIやSlackの過去のやり取りを調べて少しずつ覚えていくことが大事であると感じています。
オープンワークの文化のここが好き
ここでは、オープンワークで仕事をしていて良いなと感じた文化について書いていきたいと思います。
■相談しやすい環境
先ほども少し触れましたが、作業中に分からないことがある場合、Slackで相談をすると対応できる方がコメントやアドバイスをしてくださります。 また、困っていることや分からないことは無いかプロジェクトの皆さんがいつも気にかけてくださっており、相談しやすい状態を作ってくださっています。
気軽に相談できるという安心感があり、とても有難いです。
■コードレビュー
実装が終わってコードを提出すると、プロジェクトの皆さんがコードを確認してくださります。この時「ここはこうした方が良い」「〜という書き方にしてみてはどうか」と、より良い実装方法や書き方などを細かく丁寧に指導してくださるのでいつも勉強になっています。 コードを提出するたびに実装力がつくことを感じています。
■社内で視界共有をする機会がある
オープンワークではオープンブリーフィングというイベントが毎月行われています。他のディビジョンの活動や会社の今の状況について全体で共有するための時間なのですが、会社全体の状況を確認できることは自分にとってモチベーションにつながっています。
オープンブリーフィングについてはnoteに詳しく書かれているので、もしよろしければそちらもぜひご一読ください。
https://note.com/openwork_note/n/n82da3af7afb7
仕事をする中で学んだこと
入社後、オープンワークで仕事をする中で学んだことについて書いていきたいと思います。
■技術的なこと
入社前までは可読性や保守性をあまり意識せず、動くことを優先してコードを書くことが多かったです。しかし、オープンワークで開発業務を行う中で命名規則やコーディング規約、テストコードの実装など、保守や可読性を意識してコードを書く習慣が身につきました。
まだまだ未熟ですが、タスクをこなす度に新しい知識や実装力が養われていることを感じています。
■スタイル目標の体現も必要
オープンワークにはパフォーマンス目標とは別に、以下のスタイル目標というものがあります。
- Act for All:部分最適にならず、全体最適を作り上げよう
- Be Honest:自分都合にならず、常に社内外へ誠実であろう
- Create the Next:過去を踏襲するのではなく、 未来に向けて変化を創出しよう
- Direct Yourself:組織に依存するのではなく、自分で自分を動かそう
技術力や担当業務を遂行するといったパフォーマンス面も大事ですが、オープンワークで仕事をする上では、全体最適となる行動を意識して主体的に行動したり自分の考えを発信するなど、スタイル目標を体現することも求められるということを日々感じています。
最後に
私の場合、就活時に「Webエンジニアとして技術力を身に付けることができる」ということを軸の1つに企業選びをしていましたが、仕事をしていてオープンワークはそれが実現できる環境であると感じています。
この記事を読んでオープンワークに少しでも興味を持ったり、自分の企業選びの軸と重なる部分があると感じた方は、ぜひ採用サイトを覗いていただけると嬉しいです。