OpenWork Tech Blog

社員クチコミサービスを運営しているオープンワークエンジニアによるテックブログです。

技術ブログにかける想い

技術ブログにかける想い

オープンワークのおがわ (@tsubasaogawa) です。普段はインフラチームで理想のインフラ、高い UX を求め日々従事しています。

私自身これといって目立った経歴はないのですが、数年間 ISP 畑におり、その後 OpenWork (かつての Vorkers) に転職しています。インフラ屋さん一本でこれまでやってきたのですが、新卒 1 年目の時点ではまさかサーバーに関する仕事をするとは思ってもいませんでした。

当時この仕事を選んだのは、ただ単に OJT でお試し配属された部署の居心地が良かったから、という理由だけなのでした。その決断が巡り巡って今の仕事にも繋がっているのかと思うと、何やら感慨深いものがあります。

Engineering Productivity (EP) 活動

弊社開発チームのサブプロジェクトとして、EP 活動というものがあります。生産性アップや、技術力アップなどを目的としたチームが幾つか存在しており、それぞれ活動しています。

もちろん掛け持ちも可です (ただし、通常業務の進捗に大きく影響を与えない範囲で、となります)。

個人的にこの EP 活動が結構好きで、普段一緒に仕事しているチームを超えて、様々なメンバーと課題を解決していくのが楽しかったりします。(普段の仕事も楽しいです。)

情報発信プロジェクトと技術ブログ

技術力アップの一環として、今年発足した EP 活動のひとつが情報発信プロジェクトです。社内外問わず、個人の技術や知識をどんどんアウトプットできる土壌を作るのが目的のひとつです。技術ブログを立ち上げたのも、情報発信プロジェクトによるものとなります。

技術ブログをはじめるにあたって、実は密かな喜びがありました。その理由として 2 点あります。

インターネットに恩返しができるから

いきなりスケールが広い話になってしまいましたが、人生や考え方など、あらゆる影響を受けたインターネットに恩返しをしたい、と常々考えていました。

ブログを通じてコンスタントに有益な情報を発信していくことは、その恩返しの 1 つなのではないかと思います。こういった活動は、IT 的 CSR 活動ともいえなくはない気がします。樹という名の記事を植えていくような。(ちょっと違うか)

転職時の不安があったから

自身の転職活動中、OpenWork の技術的な活動が Web 上から見えなかったことに、実は少し不安を覚えていました。 「Web 上から見えなかった」とは、例えば、会社(所属)名をオープンにして活動している人が少なかったり、それこそ会社の技術ブログがなかったのもそうです。

技術に投資しない会社なのか?とか、ブログを書ける雰囲気じゃないほど社内は殺伐としているのか?もしくは、書く時間がないほど忙しい?といった不安が巡ったことを覚えています。 (なお、このような不安は面接の場で技術的なやりとりをしたり、実際に入社したことで見事に払拭されました。)

自身を含め、外部にガンガン発信する人が弊社にはまだまだ少ないので、ブログの執筆環境を整えることで発信しやすい環境を作っていければと思っています。また、かつての自分と同じような不安を感じている人が弊社のブログ記事を見ることで、疑惑を払拭させられることができたら本望です。

ブログをはじめるにあたって

いざ始めたは良いものの、懸念が出てきます。一番は、やはり「続かなくなる」という点です。

続けることはとても難しいことだと思います。実際、更新が止まっている企業ブログもこれまで数多く見てきました。更新が止まったまま放置されていては、どれだけ良い記事が書かれていても企業としての魅力は減ってしまいます。

みな本業がある手前、いかにして記事を書いてもらうか。これは、ブログ執筆のメリットをいかに生み出せるか、という点にもつながってくると思います。ブログ書くとこんないいことがあるよ!だから忙しいと思うけど書いてください!と言えると強い。 例えば、社内の評価制度としてブログを書いた人には何かいいことがあるような流れになると嬉しいです (チラッ)。

今後ブログをどうしていきたいか

まずは、社員がコンスタントに投稿をリレーしていくためにできることはないかを考えていきたいと思っています。記事の執筆を躊躇させる何かがあるならそれを取っ払うなど、どこかしら改善できる箇所が隠れているはずです。

最終的にはブログを弊社の魅力の一つにしたい、と考えています。記事を書くだけで書いた人の知名度が上がるようなところまで持っていけたら最高です。 (その分、記事の品質も求められるようになると思います。一方で、あまり肩肘張らずに記事を書いて投稿できるような敷居の低さも目指す状態として捨てきれていません。このあたりのバランスをどうするか、今後考えていきたいと思っています。)

ついには「OpenWork のブログに書きたいから志望しました!」なんて方が面接に来られるようになれば夢のようですね。

そのためには、長く続けていくことが何よりも大事だと思います。

さいごに

オープンワークでは理念、VISIONに共感し、一緒にサービス価値を高めてくれる仲間を募集しています。ブログやサービスを通して、興味を持っていただけたら、一緒に働いてみませんか? vorkers.jp

(※本記事は2019年7月23日にWantedlyに掲載した記事を移行したものになります)