こんにちは、Webアプリチームの大橋です。
生産性向上などを目的とした改善活動の1つである情報発信チームにも属しています。
現在、新卒入社の社員1名、内定者インターンの学生1名を含めた、5名のエンジニアでテックブログを運営しています。
今回はテックブログ公開までの運用と、ブログを投稿する上で大変なことや良かったことをご紹介したいと思います。
テックブログ公開までの流れ
テーマと執筆者を決める
運営チームのメンバー自らも記事を投稿していますが、他のエンジニアにも記事の執筆依頼をしています。
依頼をする際はざっくりとしたテーマ案と公開時期についても打診しています。
テーマについては最終的には投稿者本人にお任せしています。
一度以上投稿したことのある方からは、自薦で提案してくれることもあります。
皆さんそれぞれの業務を持っているため、スケジュールはざっくりとしか決めておらず、基本的には本業優先でやっていただいています。
Qiita Teamに下書き
まずは、Qiita Teamに下書きを投稿します。
その際にアイキャッチ画像も投稿者に決めてもらいます。
アイキャッチ画像はフリー画像か投稿者自身が撮影した写真を使っています。
どんな画像を使うかで個性が出るところですね。
エンジニアレビュー
下書きが完成したら、1名以上のエンジニアにレビューリクエストをして、アドバイスをもらいます。
レビュアーは運営チームが担当することもありますが、その投稿内容に詳しいエンジニアにレビューをしてもらうこともあります。
レビューはQiita Teamのコメントでやり取りします。
セルフレビューチェックリストも用意していますが、自分では気づかなかった点をアドバイスしていただけることが多いです。
はてなブログに下書き
エンジニアからレビューのOKをもらえたら、はてなブログに下書きを投稿します。
カテゴリーやハッシュタグの設定も行い、見出しや改行の調整を行います。
広報レビュー
はてなブログの下書きが完成したら、広報チームにレビュー依頼をします。
こちらのレビューはSlackでやり取りをしています。
エンジニアとは違った視点のアドバイスをいただけるのでとても有難いです。
ついに公開
ここまでのエンジニアレビューと広報レビューが完了していることを、エンジニアのマネージャー1人に確認、承認していただき、はてなブログの下書きを公開モードにします!
テックブログが公開されると、社員が全員入っているSlackのチャンネルに自動で通知されます。
エンジニア以外のメンバーも閲覧して、スタンプ等で反応してくれたり、twitterで紹介してくださっています。
ブログを書くときに大変だったこと
以前、社内のエンジニアにアンケートで答えてもらったことがあるので、そちらからご紹介します。
ネタ集めと品質
- 記事内容の品質担保、ネタ選び。
- どこまで掘り下げるか、正確な記述を担保するための引用元などの調査と、記事のボリュームとクオリティと作業時間のバランス。
- 下手なことは書けないので、レベルの低い記事を書いたら逆にブランディングにマイナス影響が出ないか考えてしまう。
- 経験したことをコンテンツとして形にするためにストーリーや結論など構成を考えること。
運営チームからもテーマを提案したり、投稿への敷居を下げるテーマを探したりしていますが、今後はチーム外からもネタを募集していきたいと思います。
作業時間の捻出
- どうしても優先度は低くなるので存在を忘れて未着手のまま、ということはよくありました。
- 他の仕事との調整をとりながら、記事執筆のモチベーションを上げること。
私も初めて投稿するときはかなり時間も期間もかかってしまいましたが、一度投稿するとモチベーションも上がりますし、進め方や時間の作り方のコツもわかってきました。
運営チーム内や投稿経験者で交替でコンスタントに投稿できるようにしながら、未経験者の投稿もフォローしたいと思います。
ブログを書いて良かったことと実際の効果
こちらもアンケートから紹介させていただきます。
社外への発信
会社としては勿論ですが、個人としても発信できることが投稿者のメリットに繋がっているようです。
- 社外から見たときに、どんなエンジニアがどんな考えでどんな開発をしているかを少しでも知ることができること。
- 採用等で候補者の方も読んでくれていること。
- ブログがきっかけでスカウトが来た。
- ブログっぽい文章書くのは楽しい。あとは社外に活動をアピールできる。
- 会社の看板を使って自分の名前を売れること。
- 自分の家族や友人、知人にも読んでもらえる。
社内での効果
テックブログの投稿は、社外だけでなく社内でもメリットがあります。
リモートワーク環境での社内への発信ツールとしても今後も活用していきたいと思います。
- 明文化することでのチーム内の知識共有。
- やったことが整理され、アウトプットが明確になる。(下手なことは書けないので、正確なアウトプットになる)
- なんとなくで考えていたことをアウトプットすることで不明瞭な部分が明確になった。
- 社外発信だけではなく、社内への存在アピールになる。
- 社内の他の職種のメンバーにも、エンジニアがどんなことをやっているのかを理解してもらいやすい。
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