はじめに
編集部の小川です。
一時期は IT 企業において当たり前となりつつあったリモートワークですが、最近では大手企業を中心に出社回帰の動きが見られるようになってきました。そんな中で、当社の出社スタイルは社員にどう思われているのか? を改めて知りたく、開発メンバーに対しアンケートを実施してみました。
結果として見えてきたのは、「必要なときに出社し、それ以外は無理なくリモートで働く」というスタイルです。この記事では、結果をふまえながら今後の出社のあり方について考えてみたいと思います。
前提
回答者の属性
アンケート内容
- 出社頻度について教えてください
- 自宅からオフィスまでどれくらいの時間がかかりますか?(片道)
- どんなときに出社していますか?(複数選択可)
- 出社頻度について満足していますか?
結果概要
- 出社頻度は少なめ
- 無理のない通勤時間
- 目的を持った出社
- 出社頻度への満足感が高い
1. 出社頻度は少なめ
出社頻度は全体的に少なめでした。当社では、必要に応じて柔軟に働き方を選択できます。これは開発メンバーという役割であるがゆえの結果であり、部署によって大きく変わってきそうです。
※ 2025/04 現在、当社では部署ごとに出社頻度のルール(月 1 回出社、週 1 回出社など)を設けています。
2. 首都圏通勤者にとっても、無理のない通勤時間
出社する際の、ドアtoドアの所要時間は首都圏 4 都県の通勤・通学時間の平均 1.3~1.4h *1よりも短めである人が多いようです。
当社東京拠点は渋谷スクランブルスクエアに構えており、駅直通でアクセスできる点も魅力です。
3. 目的を持った出社
目的 | 票数 | (複数回答における) 割合 |
---|---|---|
会社の費用でご飯を食べられるとき *2 (懇親会、新人歓迎ランチ、 フリマ など) | 19 | 76% |
出社推奨のミーティングがあるとき(キックオフ、スプリントイベントなど) | 17 | 68% |
新入社員のオンボーディングのとき | 15 | 60% |
懇親会や歓迎ランチ補助など、出社ならではのメリットはちゃっかりと(?)享受しているようです。また、キックオフやオンボーディングなど業務上必要があるときには欠かさず出社することで、メリハリを持った選択をしていることが垣間見られます。
4. 出社頻度への満足感が高い
アンケートで「出社頻度に不満がある」と答えた人はゼロで、概ね納得感のあるスタイルが実現できているようです。
おまけ
ついでに、出社したときのランチ事情として「どこでどのようにランチしてますか?」も聞いてみました。
票数 | (複数回答における) 割合 | |
---|---|---|
お店でランチ | 20 | 64% |
お店でテイクアウトしてオフィスで食べる | 5 | 20% |
コンビニで買ってオフィスで食べる | 2 | 8% |
食べない | 1 | 4% |
やはり、出社したからには外食するのが定番のようです。とはいえ、時間帯によっては混んでいるからかテイクアウトする人や、なんと「食べない」という人もいました。
まとめ
必要な場面で自律的に出社し、適切にコミュニケーションをしていることが読み取れました。「自律的」という点がポイントで、自己管理しつつも全体最適でパフォーマンスを出せていることで、このような出社制度を維持できているのではないかと考えています。
当社では働きがいと働きやすさの両立を目指しています。また、例えば「適切なコミュニケーション」のあり方や、出社してメンバーが集まる機会をより活かしていくためにはどうすればよいかなど、今後も追求をしていきます。興味のある方は、以下からのご応募をお待ちしています。
*1:統計局ホームページ/令和3年社会生活基本調査 47都道府県ランキング
*2:任意参加のため、出席するかどうかは個人の意思にお任せです。